マーキンス PV-80 + LV-170 汎用型 L-プレート

最近、撮影現場でクイックリリースに L 型プレートを装着しているカメラマンをよく見かけるようになった。今でこそクイックリリースは一般的な存在だが、私が使い始めた 20 数年前はほとんど利用者がおらず、現場では「なにそれ?」「ブレないの?」と聞かれたものだ。
いまでは三脚と雲台のセットでもクイックリリース付きが標準となり、時代の変化をしみじみと感じる。

私が初めて L 型プレートを使ったのはマンフロット製で、L 字に曲げられた重く分厚い板に六角プレートが 2 つ付いた、やや大雑把な作りのものだった。そこから何年も経ち、RRS と出会う。カメラ専用設計のプレートは画期的で、しばらく愛用していた。

転機は 5 年前。フジフイルムギャラリーでの共同写真展のため、メーカーから GFX を借りることになったのだが、やはり L プレートは必須。しかし専用 L プレートが見つからず、最終的にたどり着いたのがマーキンスの汎用型 L-プレートだった。



PV-80LV-170 の 2 枚構成で、接続部はボルト 1 本で固定するシンプルな構造。一見頼りなく見えるが、加工精度が高いのでしっかり締めれば全く問題はない。軽量でシンプルなデザインは GFX の操作性を損なわず、とても使い勝手が良かった。

現在では、このマーキンス 汎用 L-プレートを私のメイン機である R5 Mark II に装着している。現場で「なぜ専用プレートではないのですか?」と聞かれることが多いが、私は決まってこう答える。

「私は基本的に三脚撮影がメインで、超ハイアングルやローアングル以外ではバリアングルモニターを動かさないので、専用 L プレートである必要がないんです。」

実際、汎用品でもわずかながらモニター角度を調整できる。専用品でも可動域が大きく制限されているものがほとんどで、私の知る限り完全に可動するのはマーキンスと ProMediaGear くらいだ。

私がマーキンスの汎用品をメインに使う理由は、複数のボディに対応できるため長く使え、買い替える必要がほとんどないという点にある。よほどのことがなければ、しばらくはこの L プレートを使い続けるつもりだ。


マーキンス 自由雲台 アルカスイス互換プレート

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