H&Y フィルターレビュー

H&Y Medium GND 8 マグネットフレーム付きハーフNDフィルター導入

私がハーフNDを使い始めたのは30年程前になる。当時はホルダーの使い易さで樹脂製ではあったがLEEのフィルターを多く使用していた。LEEのフィルターは、種類も多く色々なシーンでお世話になった。

時は流れ時代は、デジタルに変わった。当初はLEEと2社のガラス製のハーフNDを使用していたが発色や抜け、逆光性能など描写の限界を感じており一時期ハーフNDを使わない期間があった。

ある時、撮影現場で会った知人が流れる様な動作でハーフNDの脱着を行っていた。とても気になりよく見せてもらうとH&Yと言うメーカーのシステムだった。ホルダー、フィルターの脱着は全てマグネット方式で行うと言う画期的なシステムだった。

いろいろとフィルター、システムについて話を聞き帰宅して直ぐに導入を決めた。導入したのは、ホルダーとPLのセットとMedium GND 8だ。
早速現場で使用してみた。

Medium GND 8 : ソフトタイプとハードタイプの中間を埋めるタイプのフィルター。

フィルム時代は、4×5を使っていたと言う事もあるがグラデーションの境目の処理がし易かったのでソフトタイプを多用していた。今回はいろいろと話を聞きミディアムタイプにしてみた。

使ってみるとグラデーションの精度が良いのか直ぐに分かり境界線に凹凸が多いシーンでも違和感なくハイライトの部分を落とす事が出来た。

発色も申し分なく抜けが思っていたより数段良かったのが驚きだ。逆光時のフレアも自分の許容範囲内であった。水滴に関してもブロアーで吹けば一瞬で飛んでくれる。

H&YのハーフNDの売りの一つでもあるゴリラガラスⅢは、ちょっと落としただけでは割れにくいという優れものだが、実際に撮影中に岩場で落下させてしまい、一瞬冷たいものが走ったが傷一つ無く済んでくれた。

角形フィルターではどうしても隅をつまむ持ち方になるので、ゴリラガラスⅢはとても心強い味方になってくれる事を確認した。

フォルダー&PL : 昔、角形フィルターも含めてフィルターが磁石で脱着出来たら、厳冬期でも楽だろうなーと思っていた物が現実に!

セッティングはとても簡単。アダプターリングをレンズに取り付け、そこにホルダーをくっつけるだけ。ホルダーを外してもマグネットに対応したレンズキャップがあるのでほこりの対策も万全だ。

PLフィルターはホルダーに差し込むタイプなので、ねじ込みタイプと違って超広角も余裕をもって使えるのはとても嬉しい。

一つ気になった点は、ホルダーに付いているロック機能だが目視でロックが掛かっているのかが分からない事。これは自分で印を付ければ良い事だが完成度が高いだけに少し勿体ない感じがした。

このシステムを使用して感じた事は、私の撮影になくてはならない物となった事だ。
何の違和感なくフィルター、ホルダーは自信をもってお勧めしたい!

 

フィルター無し

フィルター有り

直販サイト:
https://hy-filter-japan.com/items/69427082dfdb477ac3413b84

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